ブログ:私の活動目的
2004年りとるジムを開設して、18年がたちました。(2022年現在)
「トレーナーになるぞ!」と意気込んで渡米したころに想像した未来とは全く異なる今(現在)をすごしています。会社を立ち上げるなんて思ってもみませんでしたし、アスリート以外の人たちを対象として仕事をしているなんて考えてもみませんでした。
この20年の間に様々な職業の方とお会いしました。アスリート、芸術家、会社員、主婦、こども、高齢者…そして気づいたのが、みんな同じ人間であること。職業は違えど体の構造はほぼ同じです。
悩みはそれぞれ違いますが、悩みにも共通点があります。それは、その悩みに「他人」が関わっていて良くも悪くもその影響を受けているということです。
伸び悩んでいた高校生アスリート。顧問の先生が発破をかけるつもりで発していた言葉がやる気を削いでパフォーマンスを下げていた原因でした。
「この痛みは加齢のせいだから仕方ない」「太っているからやせないと痛みは改善しない」など、医者や専門家から言われて、何かをしようとする気持ちを奪われていた人たちもたくさんいます。
ある病気が原因で「体が硬い」ことに劣等感を抱えている女性。少しでも症状を改善したくてあちこち行ったのにも関わらず「あなたは体が硬すぎる」「なんでこれができないんですか?」と心無い言葉を浴びせられ、病に対してですら諦めの気持ちが出始めていました。
物理的な原因は確かにあります。しかし、解決しようとする気持ちを削いでしまうのはたいてい他人です。
高校生アスリートには、顧問の先生の発する言葉に対しての対処(考え方)の仕方を指導したら、パフォーマンスが一気にあがりました。運動指導は一切していません。
加齢だと言われた方たちには、痛みがでるメカニズムを説明して改善方法を提示したら、意気込んで取り組んでくれました。そして改善しました。
病気で体が硬かった方は、段階を踏んで運動を行うことで柔軟性というよりは自信を取り戻し、病気も克服して元気に仕事に復帰しました。
やる気をそぐのも他人ですが、やる気を支えてあげることができるのも他人です。私は「最強の赤の他人」として、みなさんが制限なく未来を選択できるように「支える人」を目指しています。
-本多 奈美-
NATABOC(全米アスレティック・トレーナーズ協会)公認アスレティック・トレーナー(ATC)
TICEコーチ (パフォーマンス・エンハンスメント・コーチングby Dr. Tomabechi & Louis TiceTM) 注)TMは〇囲い
- 1973年 茨城県生まれ
- 1997年 米国 オクラホマ大学 卒業 (スポーツ健康科学)
- 1998年 NATABOC-ATC取得
- 1998年~2003年 株式会社メジャー・トレーナーズ在籍
- 2004年 りとるジムを設立
- 2012年 株式会社 りとるジム設立
- 2021年 TICE取得